(1)三貴神
日本神話によると黄泉(よみ)の国から帰ってきたイザナギがその汚れを清めようと
左目を洗ったときに天照(アマテラス)右目を洗ったときにツクヨミ、鼻を洗ったときに
スサノオが生まれたといいます、彼等は三貴神と呼ばれ それぞれが
天(アマテラス)地=夜の闇(ツクヨミ)海(スサノオ)が支配するように父イザナギから
命じられました しかしスサノオだけはそれに反発したため 高天原(アトランティス?)
を追放たれたのでした。
(2)クシナダ姫
タカマガハラを追われたスサノオは出雲(島根)を訪れた時 ある川の辺りで
アシナヅチ テナヅチと言う仲の良い夫婦に出会いました
2人は「娘のクシナダを食らいに 越後から8つの頭を持ったヤマタノオロチと言う
怪物がやって来るのでどうか助けて欲しい」と涙ながらに懇願しました
スサノオは「自分はアマテラスの弟だ」と名乗り、クシナダ姫との結婚を条件に
オロチ退治を引き受けました。
(3)大蛇退治
スサノオはまず瓶(亀井ちゃん?)を8つ用意させその中にお酒をいっぱい注ぎ
姫をおとりにオロチが現れるのを待ちました。
やがて姫を食べようと現れたオロチはその8つの首でお酒を『グビグビ』と飲み始めました
そしてオロチが酔いつぶれ寝込んだところを待っていたスサノオが
草薙の剣でその首を切り落としオロチを退治したのです
そして 2人は約束通り夫婦となり、たくさんの子孫を残したといいます。
でもこのお話はギリシア神話のペルセウスとアンドロメダ話をアレンジした物で
あるといわれています。