第三章『アニーター・レア』
マルニアの遺跡発見のニュースを聞いた、真由香は
さっそく月間マオンに載せる記事を執筆し始める。
○朝倉家 母屋 8時12分
マオン「さてとヒーローさん(弘)のテレビも見たことだし、勉強
の続でもはじめるか」
ナルー「また大岡の夢でも見るなるか?」
マオン「今度はちゃんとやるわよ、私はやれば出来る子なんだから」
ナルー「・・知ってる」
真由香「私のほうはそろそろ雑誌(マオン)にあげる原稿を書かなくちゃあ」
ナルー「じゃー僕は2人に とっても美味しい ケーキでも買ってくるなる」
マオン「ケーキと言うと いつもの味一番ね」
ナルー「違うなる かざみどりって言う最近 近所に出来たパン屋風喫茶店で
ケーキも売ってあるなるけど、それがまたとっても美味しいなるよ」
マオン「ふ~ん、私に内緒でそんなとこ行ってたんだ」
ナルー「こんど2人も連れてくなるよ、じゃーいってくるなる」
マオン、真由香「気をつけてねぇ」
フワー
と、飛んでいく金魚を見守る二人
マオン「じゃー私もそろそろ」
真由香「がんばってね」
マオン「うん」
そう言って、部屋を出て行くマオン
真由香「アニーターレアは 1812年にアメリカの北部で生まれたとされ
ジャンケン占いや、政治家として活動してたらしい 彼女が最初にマルニアに
触れたのは デ・マイアスと言う雑誌のインタビューで
「9歳の頃 冒険家だったパパの気球をいじってたら、猛烈な竜巻に飛ばされて
マルニアと言う異世界に行った」と言う記事が最初だった、その後アニータは
ダンテと言う青年を主人公に 仲間達が異世界マルニアを旅すると言う冒険
物語を出版した、だが不思議なことに 第一章を発表しただけで
以後は中断している それは マオン特集でも扱った『マルニア物語』にも
収録されている アニータは以後 魔女Mが支配すると言うこの王国について
何故か一度も触れることは無かった、その理由について研究者や彼女の支持者
の間では政治的な事が関係しているとか言われている
確かに白人である彼女はその時期 国人民族集団 黒い十字団と対立していて
彼らによって軟禁状態にあった しかしながら 軟禁されていても執筆活動は
できたのである(もちろん出版のさいには政府による指し止めがあるかもしれないが
マルニアの遺跡発見のニュースを聞いた、真由香は
さっそく月間マオンに載せる記事を執筆し始める。
○朝倉家 母屋 8時12分
マオン「さてとヒーローさん(弘)のテレビも見たことだし、勉強
の続でもはじめるか」
ナルー「また大岡の夢でも見るなるか?」
マオン「今度はちゃんとやるわよ、私はやれば出来る子なんだから」
ナルー「・・知ってる」
真由香「私のほうはそろそろ雑誌(マオン)にあげる原稿を書かなくちゃあ」
ナルー「じゃー僕は2人に とっても美味しい ケーキでも買ってくるなる」
マオン「ケーキと言うと いつもの味一番ね」
ナルー「違うなる かざみどりって言う最近 近所に出来たパン屋風喫茶店で
ケーキも売ってあるなるけど、それがまたとっても美味しいなるよ」
マオン「ふ~ん、私に内緒でそんなとこ行ってたんだ」
ナルー「こんど2人も連れてくなるよ、じゃーいってくるなる」
マオン、真由香「気をつけてねぇ」
フワー
と、飛んでいく金魚を見守る二人
マオン「じゃー私もそろそろ」
真由香「がんばってね」
マオン「うん」
そう言って、部屋を出て行くマオン
真由香「アニーターレアは 1812年にアメリカの北部で生まれたとされ
ジャンケン占いや、政治家として活動してたらしい 彼女が最初にマルニアに
触れたのは デ・マイアスと言う雑誌のインタビューで
「9歳の頃 冒険家だったパパの気球をいじってたら、猛烈な竜巻に飛ばされて
マルニアと言う異世界に行った」と言う記事が最初だった、その後アニータは
ダンテと言う青年を主人公に 仲間達が異世界マルニアを旅すると言う冒険
物語を出版した、だが不思議なことに 第一章を発表しただけで
以後は中断している それは マオン特集でも扱った『マルニア物語』にも
収録されている アニータは以後 魔女Mが支配すると言うこの王国について
何故か一度も触れることは無かった、その理由について研究者や彼女の支持者
の間では政治的な事が関係しているとか言われている
確かに白人である彼女はその時期 国人民族集団 黒い十字団と対立していて
彼らによって軟禁状態にあった しかしながら 軟禁されていても執筆活動は
できたのである(もちろん出版のさいには政府による指し止めがあるかもしれないが
記録は残っているはずである それさえも消去されたのだろうか?
とにかく裕福な家庭に育ち革命運動にも参加したアニーター・レアは
最後には発狂し 民衆達の前で裸で踊りまくったと言う記録が残されている
たぶん政府によって何らかの薬を飲まされたのではないかと思う
それはともかく 私にとってマルニアと言う名は 聞き覚えがある
それは 6歳の頃のかすかな断片なのだが その記憶を整理し
一つの物語としていつか発表したいと思う、そうタイトルは《少女と黒猫の大冒険》
とにかく裕福な家庭に育ち革命運動にも参加したアニーター・レアは
最後には発狂し 民衆達の前で裸で踊りまくったと言う記録が残されている
たぶん政府によって何らかの薬を飲まされたのではないかと思う
それはともかく 私にとってマルニアと言う名は 聞き覚えがある
それは 6歳の頃のかすかな断片なのだが その記憶を整理し
一つの物語としていつか発表したいと思う、そうタイトルは《少女と黒猫の大冒険》
と言うのはどうでしょうか?
月間マオン00807号 記事:朝倉真由香
っと、フーぅようやっと完成したぁ」
あ~ぁ
大きく伸びをする真由香
ナルー「ただいまぁ~どなたなるか~かわいいかわいいナルちゃんなるよ
~どうかお入りください~ありがとうなる
そこにケーキを買って帰ってきたナルーが一人芝居をする
ガタガタガタ・ドッシーン
マオン「痛ててててて」
ナルーの声を聞いたマオンが階段を下りようとして見事に落っこちる
(夢色パティシエールのいちごか?)
マオン「もーうナルーったら、新喜劇の見すぎだよ おー痛い」
ナルー、真由香「アハハハハハ」
そして仲良く ケーキを食べる3人であった。
月間マオン00807号 記事:朝倉真由香
っと、フーぅようやっと完成したぁ」
あ~ぁ
大きく伸びをする真由香
ナルー「ただいまぁ~どなたなるか~かわいいかわいいナルちゃんなるよ
~どうかお入りください~ありがとうなる
そこにケーキを買って帰ってきたナルーが一人芝居をする
ガタガタガタ・ドッシーン
マオン「痛ててててて」
ナルーの声を聞いたマオンが階段を下りようとして見事に落っこちる
(夢色パティシエールのいちごか?)
マオン「もーうナルーったら、新喜劇の見すぎだよ おー痛い」
ナルー、真由香「アハハハハハ」
そして仲良く ケーキを食べる3人であった。