レディーマーメイド星の中央都市にある 海洋発電所・ハロー
を襲ったのは サキそっくりの人物であった、はたして真相は?
(2)改造魚人・saki 誕生
〇海洋発電所(ハロー)午後4じ40分
リシャル「さっサキっ」
アイカ「ホンマそっくりや」
クマィ「ほんとに」
Saki「ふふふふ、そっくりも何も手やあああ」
ボワーぁ
右手から光琳(ファイヤー)を出し、攻撃を射掛けるSaki
リシャル「まっ待てあなたほんとにサキさんなの?」
ガガーン
リシャル「うっうわぁあ」
アイカ「ヒヤぁあ」
クマィ「くまくまぁーい」
と吹っ飛ぶ
リシャル「待てィ逃がさないわよ」
アイカ「あっちに逃げたで」
フードの女性を追っ3人は、数時間前サキと別れた
ゴモラの森に入る
〇数時間前 ゴモラの森の手前 3時35分
アイカ「こんな早い時間に 見回らなきゃあならないなんて
ガーディアン4も大変やなぁ」
サキ「まぁまぁそう言わんと、ここはうちらマーメイド人にとっては
大切な場所 やから仕方ないじゃない」
アイカ「そうやけど」
サキ「ゴモラの館で今後の方針を話すから、アイカはサキ行ってて」
アイカ「あはははは、サキが先行っててて 笑っちゃうな はっはっは」
サキ「そのギャグ、おもしろいのか」
アイカをジッと睨むサキ
アイカ「じゃっじゃあ,わたしサキ行ってるなあ、あっまたサキ行ってもうた
はっはっはっはっはっは」
坂本少佐(もっさん)の様に 豪快に笑うアイカ
サキ「・・・・・・・・・」
アイカ「・・・じゃあまた」
スタスタスタ
と去っていくアイカ
サキ「相変わらず関西区のノリやな、まあええけど」
そう言って辺りを見回しながら、森の中に入るサキ
〇森の中
森の中にはいかにもと言うようにバナナの皮が置かれてあった
サキ「あほか、いくらあたしでもいまどきこんな罠にかかるわけないやん」
シュルルルルル
その時遠くから 赤い風車が飛んでくる
(弥七かい)
サキ「おっとそんな手も 時代遅れさ ヨットット・ット」
ツルッ
風車を受け損なって バナナの皮で見事に転ぶサキ
そのお尻の部分には 細くて太い棒が突き刺さってあった
ズブ・ズブズブ
サキ「あッあッ、あーんいっイイィ」
シュバシュバシュバ
下半身部分から大量の液体を放出しながら気を失うサキ
その目の前にはまる
〇異空間に在る デジスト帝国の居城 マジ・デスト
その部屋にはアリとトンボのマークが掲げやれていて
サキの体は鉄の鎖で縛られ、手術室の上にあった
魔梨華「ふふふふふふふふ」
その傍らには女王蜂の形態をした石川梨華のような
女性が居た
魔梨華「目覚めよ女」
パッシーン
鞭を打ちながら、胸の部分を見つめる魔梨華
(よしかちゃんか)
サキ「ここはどこよ、あたしを自由にしてよ・・ぁああ」
その時アリとトンボの像から声が聞こえて来る
声「ふふふふふふ我々が必要とする素材は 知能値数はともかく
ダンスがキレっキレの若者だ、サキよ ようこそ
我がデジストに来てくれた」
サキ「黙れぇ私は仲間になるつもりはない、おまえは一体誰なんだ」
声「我はデジスト帝国の皇帝である」
サキ「デジスト帝国、それは何だ」
声「異次元の放浪民族だ」
N『デジストは母なる太陽 グローラを失い 長い間 異次元宇宙を放浪してきた
民族であった』
サキ「その異次元人が何故我が故郷マーメイドを侵略する」
声「デジスト全宇宙征服する、その為に 聖なる宝珠 一族の末裔アイリーンが持つ
ラマォダの瞳をが執拗なのだ、そのための前線基地として この衛星
マーメイドは最適なのだ」
サキ「誰が、お前たちの言う通りになるものか」
声「ふっふっふっふっふっふ、サキ お前はもう首まで同胞になってしまっているのだ」
サキ「首までって、それはどういうことよ」
声「アミィ教えてやれ」
魔梨華「アミィー」
アミィ「ははぁ」
シュワワワワワ
サキ「うわあああああああ、やめろーぉ」
デジストの女帝 魔梨華の副官であるアミィーは自ら暗黒球体(デス・ドライブ)
となって、サキの体内に入っていった
ガガーン ガガーン、ガガーン
910万ボルトの電流を発しながら立ち上がるsaki
魔梨華「フフフ、上出来だ 魚人(おさかな)サイボーグsakiよ
その力デジストのために役立ててもらうぞ」
ブチュウウウ
そう言ってサイボーグとなったサキに口づけをする魔梨華
saki「イーぃいいい」
魔梨華「おおおおおおお」
濡れ合う二人