Quantcast
Channel: 新・kaba君の一人ゴト
Viewing all articles
Browse latest Browse all 6291

『コスプレ仮面Z!』2✩(きらり)聖子のお尻占い

$
0
0
イメージ 1

  プロレス中継が終わった後も聖子は引き続きイベントを
  行っていた
(3)聖子のお尻占い
〇後楽園球場 8時7分
  グーングーン
 下から星形のエレベーターに乗って、赤いスカーフをピント固めた 青年が 
 マジンガ‐のテーマ―に乗って浮上してくる
同・客席
ともみ「うほー水木さんだぁ、あっほーぉ水木さん」
敦子「あーんとも、そんなにはしゃがないの まったく地球防衛軍の隊長に
 なったから、少しは変わるかもって期待してたのにぃ」
ともみ「煩(るっさ)い、それは敦子だって同じでしょうが
 パープリング」
 そう言って頭の上で大きな〇を作るともみ
敦子「何よそれ」
ともみ「いやぁ、最近何か知らないけどあちこちのネットで流行ってらしいんだ
 ハイ、パープリング」(再び両手で輪を作る)
  ダメダメあっちゃんも一緒にやってくれなくちゃあ いくわよ
 ハイパープリング」
敦子「・・・・パープリング(あほくさ)」
 小声でボソボソっと呟く
 (だから、DⅹDの子猫ちゃんか)
~そーらにぃ後楽園にぃ、ロボットガールズうぅぅゼッ~~と~
  (ちがうぞ)
水木「みんな‐元気だったかなぁ、こちらは絶好調だ ゼ~と
 今日も元気な歌のお兄さんこと、水木かかしです 宜しーく」
 いよっ水木
 とゆでだこのような叔父さんが声援を飛ばす
水木「そこのタコ坊主、ありがとーう だ,ぜーっと」
田中「あのーぉ」
水木「どうしました、リングアナのたなかさん?」
 ガク
 転ぶふりをする田中
田中「いや それはさっき終わったでしょ、今の僕は総合司会 そうごうしかい
 忘れないでくださいかかしさん」
水木「総合司会たって、単なる進行役じゃないの」
田中「だって総合司会の方が」かっこいいじゃあないですか」
水木「それはそうだけど」
田中「そう言えば あなた この前 ラブホテルの前にいませんでした」
 お~おお~お
 と客が煽る
水木「これっ、煽るんじゃない」
男性の客「相手だれ、堀江(みつこ)さん、それともはるな(あい)さん」
水木「ゆうよね~えって、違うわ、あれは テレビの仕事で あのぉ なん
 だ・・」
田中「しどろもどろになってませんか」
水木「別に、そんな事あるわけないだろ あっそうだ、歌の支度が出来たって」
田中「また なーに誤魔化してるんですか」
 スーウ
その時 流れ星をイメージした3D映像が流れてくる
聖子「宇宙の彼方ぁ 誰もいない ギンせか~あいいいいい」
水木「それでは 歌っていただきましょう松田✩(きらり)聖子で
 宇宙の果てから、ビビンバ、ホイ」
   歌
『宇宙の果てからビビンバ・ホイッ』歌:松田✩(きらり)聖子
 「宇宙の彼方ぁ 誰もいない ギンせか~あいいいいい」
 この世は退屈 信じられないほど退屈
 今何かを始めたい、今じゃなくちゃ間に合わない気がする
 もしもブラックホールでも あれーばー(LOVEアイラブ聖子)
 どこかにいる 私のカレシ吸い込んじゃうのに(セクシーラブリー大成功)
  ビビビンバ・ホイッ、ビビビンバ・ホイッと(お尻を左右に振る)
    (おおーお、おおーお)
   まだまだ何かが起こりそうな予感
  ババンバ・ボン、ババンバ・ボンっと(両胸を左右にプルプルさせる)
  (おおーお、おおーお)
   不思議な呪文を唱えると
 あらあら不思議 銀河の彼方から、だーれかが顔をぅ
 の~ぞ~か~せぇ~る~(せいこぉ、せいこぉ、せいこぉ、せいこぉ)
  いつか生まれ変われるなら(せーいこぉせいこぉ、せいこぉ、せいこぉ)
  水龍(ジルドーラ)様の背に乗っかって
  まだ誕生(うまれる)前の、あなたを見守る
  お母さんになーり・たーい
    (セクシーエンジェル、ラブリー聖子)
  信彦「せいこぉせいこぉ くーう感動だぁ やっぱり生歌は良いなあ
   親衛隊やってて良かった(にやけながら)
 雄介「どうでもいいけど先輩、鼻血 垂れてますよ」
信彦「何っ鼻血だとぉ、しっしまったぁ松田✩(きらり)聖子
 親衛隊の影の王子とまで言われたこの俺があ」
ともみ「さっきから煩いわよ このドブちん」(ドブスとチビの意)
信彦「ニャにおぅ この尼ぁ シャドーセイバーでも喰らいたいか
・・・なんなら俺様のセイバーでも良いんだぜ」
ともみ「そのジョーク、巴投げぇ デヤアア」
信彦「ありゃーりゃりゃー」
雄介「先輩僕は関係ないのにィ」
 ドドーン
 ともみの回し蹴り一発で 遠くの方に吹っ飛ぶ信彦と雄介
ともみ「うぉ―さっぱりした―普段の鬱憤なんか どっかへ飛んでっちゃッた」
敦子「へーえ地球防衛軍ともなれば、やーっぱうっぷんがあるんだ」
ともみ「そりゃーね、アイドルグループやらないかって
 言いながら、すぐコスリたがる秋元(おっ)さんの話とか」
敦子「その話まだ続いてたんだぁ、結構 根が深いのね」
ともみ「まっ、まあね」
〇9時
田中「それでは9時になったので聖子さん恒例のお尻占いをやりましょうか
 かかしさん」
水木「何お尻占い、それば面白いぜ ぜ~と」
 Zポーズを決める水木
田中「そう言えば水木ちゃん」
水木「ぅおおーを、やめろよ気持ち悪い、急に体触んないでくれる」
田中「あっごめん」
水木「でっ何の様よ、田中ちゃん」
田中「いや大した用じゃないんだけどね この前仕事でプラトンって言う
 ホテルに泊まったのね」
水木「なんで語尾がカマ調になるの、まっいいけど 舞浜のプラトンに
 止まったのね」
田中「いや、あの」
水木「舞浜じゃないの、だってプラトンって言ったら、あっそうか
 君は3流タレントだから1流ホテルには泊まれないんだ」
田中「違いますよかかしさん、僕はリングアナであってタレントじゃあ無いです
 それにプラトンって言う名のホテルは探せばたくさんあるでしょ」
水木「そうムキになることはないでない田中くん、でそれがどうしたの」
田中「帰るため車を取りに駐車場に向かったんですよ、そしたら駐車場の隅で
 誰かが フン フン、フーンとお尻振りながら血相変えて何かやってるんですよ
 最初はどっかのおばさんかと思ったんだけど よーく見ると声優の
 堀江美都加さんだったんですよ、こりゃー見ちゃあいけないもの見たかな
 と思ってスルーしようとしたら「あっ田中ちゃん見てたぁ?」
 って見つかっちゃって、と言うお話」
水木「お尻うらないの練習でもしてたんですかねぇ、まぁ今度 みっちゃんに
 あったら聞いとこ」
 ~あっホレ ほれ、ホレほれ、ブブンガドン、ブブンガドン~♪
  愉快な音楽が流れてくる
田中「では 準備が出来たみたいですね」
水木「それでは今日の運勢をお尻で書いてもらいましょう お尻風水師
 の✩(きらり)聖子こと レビアサタ~ン・聖子さんですどーぞ
  れうぃ、れうぃ、れうぃ、れうぃ おーお、おーお
  蝙蝠の羽に蛇をあしらった髪形に猫のしっぽと言う括弧で
  レビアサタ~ン・聖子がお尻を振りながら登場する
聖子「天が呼ぶ 地が呼ぶ人が呼ぶ、運命の神に導かれてきた
 絶世の精霊レビアサタ~ン・聖子、みんなのお尻をプンプン
 しちゃうぞーお プンプン(お尻を突き出し両拳で左右の部分にあてる)
  プンプン
 親衛隊全員同じポーズをとる
ともみ「プンプン、なるほどこうするのね敦子あんたもやりなさい」
敦子「プンプン(やはり小声で)」
聖子「今日の占い文字なんだろな(今日の占い文字なんだろな)
 幸せな文字だったらいいのにな(いいのにな)
だけど《よのなか、なかなかなっか》思いどうりにはなんない
 (なか、ナナナナナ)
そこで一丁レビサンが占って上げちゃお
~あっホレ ほれ、ホレほれ、ブブンガドン、ブブンガドン~♪
 今日の文字はどう書くの(今日の文字はどう書くの)
 こーう書いてこう書いて,こう書くの(お尻で文字を書く)
  (こーう書いてこう書いて,こう書くの)*親衛隊も続く
 今日の文字は~あ(今日の文字は~あ)
 ィ~い(口をイーっとやる)
 (イ~い*同じく続く)
ともみ「へ~え、なんとなく芸者遊びしている気分になっちゃう
 ね~えあっちゃん奴」
敦子「なーにともみ奴」
ともみ「アハッ、アハッ」
敦子「アハハハハハ」
水木「いや―ァお尻占い、盛り上がっちゃいましたねぇ」
田中「さてレビサタン文字は〘い〙と出ましたが、その心は」
聖子「えーその心はぁ」(心はぁぁ)
聖子「イカさんで~す」
 そう言って頭の両手で上に持ってってイカのポーズを作る聖子
水木「え~イカ、もちろんあの食べるイカだよね」
聖子「あのれレビたんのお尻占いによるとね、宇宙の彼方から
 でっかーいイカが降ってくるってでたんだぁーぞプンプくリン」
田中「あのぅ、それは具体的に言うと」
聖子「そんな事わからい、プンプク・ぷーうう」
ともみ「あっあの聖子たん」
敦子「なんか無理して喋ってない?」
聖子「そんなことは無いんだないん、ほーらそこのピッチャー
 少しコントロールが甘いぞぉ・・あっこれは ないんと野球のナインを
 かけてみたんだぷっぷクルリーン・ぱお」
ともみ「しょーこたん、や千秋ちゃんでも使わないと思う」
敦子「そうだね」
 ビービ―、ビービー
 敦子の発信器が鳴る
敦子「どうしたの良太 しばらく休暇だって言ってあったじゃないの」
〇監視衛星RIVER
  リバーの監視ルームでは 山里隊員がコーヒーを飲みながら
 3Dスクリーンを眺めていた
山里「僕もそう言ったんだけどね、休暇でも定時連絡くらいは
 入れろってチーフが、えっよく聞こえない 今なんて言ったの
 何?あんた使い魔だから適当に報告しろって、違う 僕は使い魔じゃなく
 亭主 亭主忘れないでね、えっなにっそんな事より要件を言いなさいって
 あっ忘れてた さっきなんかイカみたいな隕石が落ちて行ったんだけど
 いや、おおきさは それほどでもない、えっじゃー報告すんなって
んーん、だけどあんな形の隕石はじめて・・・もしもし、もしもーし
 あっちゃん返事してぇ、あっちゃんてばー
 あ~あ、通信切っちまいやがった、でもまーあ 心配することもないだろう
 なああっちゃん グイグイグイ・・あああああ、いいーいあっちゃんいいい」
   インターネットで買った 精巧なダッチワイフ「あっちゃん18」
   で遊ぶ山里
 (きっキモ)
〇後楽園 9時12分
ともみ「山里ちゃん、どうだって」
敦子「別に 地球に小さい隕石が落ちるのを見たらしいの、バカじゃないの
 隕石なんて世界中に無数に落ちてるのに」
ともみ「ほんとにね、でも良かったじゃない」
敦子「何がよ」
ともみ「愛するダーリンの声が聞けて、隊長いや今はエリカさんだっけ
 いつも弥樹ちゃんとうらやましいなあとおもてたんだ」
敦子「あっそう でもあいつは弥樹ちゃんの様に熱くない
 ・・・てってって」
ともみ「どうした敦子」
敦子「さっき確か山ちゃんイカって言ったような」
ともみ「なんですって」
敦子「何か悪いことでも起きなきゃあ良いけど」
ともみ「やっやーだ敦子、脅かさないでよ」
敦子「だよね~ぇ」
 不安を募らせる敦子とともみ
渋谷 モデルハウス展示場
おじいさん「おー凄いですねえ、ばあさん」
おじいさん「えーじいさん」
 腰を屈めて杖を突いた80くらいの老夫婦が最近できたモデルハウス展示場を 眺めていた
 木曜日なのであんまり人影は無かった
 ゴーオオオオオ
おじいさん「ばあさんや、あれは何の音じゃな」
おばあさん「さっさあ、なんじゃらほい」
 そう言って空を見上げる 二人 その時 イカの顔と10本の足を持った
 隕石が降ってくる
  ガガーン
 ブワァアア
 落下御衝撃で ものすごい風が吹き荒れる
おじいさん「こりゃたまらん、ほりゃにげろ」
おばあさん「あっ、おじいさん何を」
 スタコラサッサ
 背筋をピンと伸ばして、おばあさんをお姫様抱っこして 一目散に
 逃げるおじいさん
  (何者だよ)
 グアアアアア
  隕石の中からイカのような生物が出てくる
  ギッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒ

Viewing all articles
Browse latest Browse all 6291

Trending Articles