✩(きらり)聖子後楽園球場でのイベントが大盛況の一方
渋谷区ではイカ軍団と警察隊との激突が始まろうとしていた。
(4)イカの襲来
〇渋谷区 午後9時2分
近くの交番に勤務している若い巡査 杉浦正樹(19)が
レーソン渋谷店にジュースを買いにくる、目の前には
最近出来たばかりのモデルハウス展示場が見える
同・レーソン 渋谷店内
店内ではサングラスをかけた30くらいの青年が
作業をしていた。
杉浦「ごめんください、ジュースをいただけませんか」
合田「ああっ正樹ちゃん いつものオレンジジュースで良いかい」
杉浦「良いっすよ、それとアンパンとジャムパンも」
合田「はいはい、ところで正樹ちゃん」
杉浦「なんすか」
合田「もっちっともっちと、こっちにきなはい」
杉浦「こうですか」
合田「もっとだよ」
カウンターに近づいた杉浦をさらに引き寄せ、耳打ちする合田
合田「実はな ここだけの話 君がほしいと言ってた 80年代アイドル禁断の
DVDが手に入ったんだ」
杉浦「おおーお、遂に手に入りましたか」
合田「おーうよ、しかもすべて無修正」
杉浦「むっ無修正、ウォーおおおおお」
どどどどどどど
上を向き、大量の血を飛ばす杉浦
杉浦「何々 大磯アイドル水泳大会 完全版だって」
合田「おうよ、これを見れば 柏原〇恵や浅〇唯や河合〇保子
その他かわいこちゃんたちの禁断の部分が 全て見られるって寸法よ」
杉浦「すっ凄いじゃないですか、っと言うより 何でそんなDVDあるんです
合田「俺は昔 立派な電気屋になろうと さる電気会社で働いていた事が
あったんだ」
杉浦「へ~え、剛さんにもそんな 立派な考え 持ってた時があったんですね」
合田「おうよ、隣のミヨちゃんのパンティーの中身が見たくってな」
杉浦「へっ、パンティー」
合田「おうよ、それで何度も試作品を作っては壊し 作っては壊しを繰り返した
挙句 遂に完成させたのが スケスケ眼鏡(アイ)と言うメガネだ」
杉浦「めっメガネですか」
合田「人体に纏ってる衣服をすべて 透かして見ることができると言う
メガネさ」
杉浦「じっ人体に纏ってる衣服を,ぜっ全部」
合田「おうよ」
80年代の女性アイドルに囲まれて ハーレムしてる姿を騒動する杉浦と合田
ブッファー
天に向かって鼻じを吹き出す二人
合田「このDVDは何度となく大磯ロングビーチに忍び込み 撮影し続けた
完全版なのだよ」
杉浦「流石です剛さん 尊敬します・・・・あの今気づいちゃったけど
それって不法侵入及び盗撮なのでは」
合田「タハハハハハ、そこに気づいたかぁ 上出来 上出来、でもまあ
今更時効だよなぁ どうするいるのか要らないのか、どっちにするんだい」
杉浦「ん~ん~~~~、どうしよっかなぁ、まいっかぁ 遠慮なくいただきます」
合田「よーし、そうこなくっちゃあ、パン2つとオレンジジュース1つに
DVDで合計90万円になります」
杉浦「なーんだたったの90万か 思ってたより・・・えええええええ
90万円、何でそんなべらぼうな値段になるんです
(いくら禁断の部分を見放題と言っても)」
合田「あーわりー冗談 冗談だからお前さんには特別ただでいいよ」
杉浦「ほっ良かった でも パンは」」
合田「パンとジュースはこの間お世話になった時のお礼だ
とっときな」
店長の合田剛は最近出没している痴漢に お気に入りのブラを 盗まれた
所を近所をパトロールしていた巡査、杉浦太平洋が捕まえると言った事件があった
(おっさん、ブラしてたの)
杉浦「ところで最近モデルハウス展示場なんて出来たんですねェ、前は本屋
だったのに」
合田「そうだな」
そう言ってモデルハウスの方を見つめる合田と杉浦、散歩に来た
おじいさんとおばあさんも丁度 モデルハウスの方を眺めていた
おじいさん「おー凄いですねえ、ばあさん」
おじいさん「えーじいさん」
ゴーオオオオオ
おじいさん「ばあさんや、あれは何の音じゃな」
おばあさん「さっさあ、なんじゃらほい」
そう言って空を見上げる 二人 その時 イカの顔と10本の足を持った
隕石が降ってくる
〇レーソン内
合田「あっ空から何かが降ってくる」
杉浦「ウルトラの星じゃあ、無いよな」
ガガーン
ブワァアア
落下御衝撃で ものすごい風が吹き荒れる
おじいさん「こりゃたまらん、ほりゃにげろ」
おばあさん「あっ、おじいさん何を」
スタコラサッサ
背筋をピンと伸ばして、おばあさんをお姫様抱っこして 一目散に
逃げるおじいさん
(あんた何者だよ)
グアアアアア
同・レーソン内
杉浦「僕、様子を見てきます」
合田「待てっ、俺も・・・あっそうか ジャー気をつけてな」
自分も様子を見ようとしていた所を、奥から片付けをしていたもう一人の定員の
「ジャイアンはまだ仕事でしょ」と言う言葉で思いとどまる合田
杉浦「何かイカ見たいな隕石だなぁ、あっもしもしこちら杉浦 モデルハウス展示場
の上に突然隕石が降ってきました、はい、そうです わかりました
応援が到着するまで、現場を保存しておけば良いんですね了解」
無線機を取り出して救援を呼ぶ杉浦
杉浦「しかしこの隕石、どっから落ちてきたのかな
バルタンせいかな」
そう言いながら恐る恐る近寄る杉浦 その時隕石の中からイカのような生物
が出てくる
ギッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒ
ブラック「イカ‐」
レッド「いかぁ」
シルバー「烏賊かぁ」
隕石のんかから3体のイカが現れる
杉浦「日―かっかっ怪物だぁー助けてくれー」
ヒーヒー息を切らしながら逃げる杉浦
シルバー「逃がさんぞー」
ブワーっ
杉浦「うわー」
小さな光の球が杉浦を貫く、一方 一目散に逃げる杉浦は段々 足がもつれ
立ち止まる、その時 体中から溢れるたくさんの血を見て 叫ぶ
杉浦「なっなんだーこりゃああ」
ズーン ズズズズ ズーン
そのまま砂になって崩れる
ブラック「ぎゃああああ」
シルバー「ぎゃおおおおお」
レッド「うふふふふふふ」
〇レーソン内
合田「おおおおおおおおお」
骨川「ジャイアン 中の整理は大体終わったよ・・ん、どかした」
合田「・そ・そ・そ・そ・そ・そ・そ・そ」
骨川「なーにそんなに慌てちゃって ジャイアンらしくない」
合田「ちっ違う、外 外を見ろ」
骨川「なんだよ、外々って・・・・・」
振り向いた途端顔を青ざめる骨川、それもそのはず、そこには 黒 赤 銀
と3体のイカがみtめていたのだった
骨川「いーイカの怪物だぁ」
合田「にっ逃げろー」
ブラック「それー」
ボワー
骨川「うわああああ」
合田「おかあちゃーん」
ドカーン
大爆発するレーソン