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Channel: 新・kaba君の一人ゴト
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スタイルチェンジと変身ポーズの謎

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 仮面ライダーは何故14話から体色が変わったのか、変身ポーズが生まれた過程は?多くの人達が誤解している、部分を開設しようと思う。
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東京のある民家
  世田谷区にある小さな家に住む親子、テレビの前で
  番組が始まるのを待つ
子供「父ちゃん今度始った仮面ライダーカッコいいんだよ」
父親「そうか、どれどれ」
〇タイトル
第2話『恐怖蝙蝠男』
  暗闇の中で死闘を続けるライダーと蝙蝠男
ライダー「エイッ、ヤー、トーぅ」
蝙蝠「キキ―ぃ」
子供「ねっカッコ良いだろ、父ちゃん」
父親「・・・・なんだか画面が暗くてよく見えないぞ」
子供「・・・う~ん、そだね
イメージ 2
当時スタッフは怪奇色を演出するために暗闇のシーンを多用した
しかし、最初のライダーは目以外は真っ黒
対蝙蝠男戦ではライダーが闇に溶け込んで
視聴者には見えずらかった。
イメージ 3
そこで2クール(14話)以後は 体に1本線が入ったデザイン
の衣装(後の2号のスタイル)が作られた
・・・・・・・・・・・・・・・だが
イメージ 4
9話,10話の2話同時進行で行われたコブラ男編で
10話撮影の終盤、藤岡弘の事故が起こってしまった
イメージ 5
そこで急遽当時藤岡と同じ事務所だった佐々木剛に
出演を依頼した、最初はあくまで本郷猛の代役として出演させ
藤岡の復帰を待とうと言う事だった
でも石ノいや医師の診断では復帰は半年から1年はかかるだろう
と言われ藤岡は降板(プロデュ―サー平山の案で外国へ
行くと言う設定が設けられた)
佐々木剛を主人公とした第2シリーズが作られることになったのである
だからデザインの変更や自らの意思での変身は
旧1号ライダーの2クール(14話)以後の強化策として
既に敷かれていたものだったのだが
それがたまたま、藤岡弘の事故と重なったと言う訳である
イメージ 6
勿論オートバイも
イメージ 9
イメージ 10
こうして思わぬ形で始まった2号ライダーだがスタッフは
新しい物語を描くにあたり、前回の主人公は殺してしまった方が
描きやすいと言う考えが大半だった、だが プロデュ―サーの
平山亨は『主人公を殺すのは良くない』と猛反対し
本郷はショッカーを追って外国へと言う設定を設けた
これによって藤岡の復帰後ダブルライダーと言う路線が生まれ
それが好評を博したため、多くの仮面ライダー達が
誕生することになった、そしてそれ以後
石ノ森章太郎と言う一人の天才の手から数々の
特撮スーパーヒーローが生まれてくるのである。
〇再び民家
父「ふーん、テレビってーのはまあ いろいろあるもんだな」
子供「ところで~その後 旧1号ライダーはどうなったの?」
父「う~ん、・・・・それはだなぁ 実は・・・・・・・」
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N『かくして、本郷ライダーの2クール(14話)以後の強化策として
用意されてた物が、藤岡弘の事故によって
一文字隼人から取り入れられることになったと言う訳である』
・・・・・・・・・・そして事故の為、13話で終了した、旧1号ライダーの
45年後の物語は 映画で」
イメージ 7
イメージ 8
企画・主演・闘技(一部)藤岡弘、
映画『仮面ライダー1号』
                          シナリオ・解説kabanai

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